ロゴマーク
当院のロゴマークは禅で言うところの「円相」からインスピレーションを得て作りました。円相と言うのは以下のような意味です。
禅における**「円相(えんそう)」**は、一筆で描かれた円の図形を指し、悟りや真理、宇宙全体を象徴する極めて重要な概念です。単なる図形としての「丸」ではなく、言葉では尽くせない仏教の深遠な教えを視覚的に表現したものです。
その意味するところは多層的であり、主に以下の4つの視点から整理できます。
1. 悟りと真理の象徴
円相は、角がなく、始まりも終わりもないことから、**「欠けることのない完璧な充足(円満)」**を表します。
- 絶対的真理: 迷いや執着が取り払われた、ありのままの真実の姿を指します。
- 無始無終: 始まりも終わりもない円の形状は、生死を超越した永遠性や、輪廻の根源を象徴しています。
2. 「空(くう)」の表現
円相の内側は空白ですが、その空白こそが万物を生み出す源泉であると考えます。
- 空(Sunyata): 禅の根本思想である「空」を形にしたものです。何もない(空)ということは、同時にすべてが含まれている(満)という逆説的な状態を示しています。
- 執着からの解放: 円の中に何も描き込まないことは、固定観念や自己への執着を捨て去った「無」の境地を意味します。
3. 己の鏡としての「円相」
禅僧が円相を描く行為そのものが修行の一環であり、その時の心の状態が如実に現れるとされています。
- 心の鏡: 描かれた円の歪みや筆致の勢いは、その時の描き手の精神状態を映し出します。
- 不完全の美: 完璧な正円である必要はありません。むしろ、一筆書きの勢いや墨の掠れに含まれる「不完全さの中の真実」を尊びます。
4. 解釈の開放性
円相の下にはしばしば「是なんぼ(これは何だ?)」といった問いかけが添えられます。
- 答えを限定しない: 円相は見る者によって、月、団子、あるいは単なる「○」など、様々に解釈されます。この「一つの形が無限の意味を持つ」という柔軟性こそが禅の本質です。
- 不立文字(ふりゅうもんじ): 言葉や文字に頼らず、体験や直感を通じて真理を伝えるという禅の立場を象徴しています。
円相の構造的理解
| 項目 | 意味・象徴 | 禅の思想との関連 |
| 形状 | 角のない円滑さ | 執着のない円満な心、悟り |
| 中心(空白) | 無、空 | 万物を包含する可能性、とらわれない心 |
| 一筆書き | 瞬間、現在 | 二念を継がない(迷わず今を生きる) |
| 始点と終点 | 循環、合一 | 自他の区別がない状態(自他一如) |
結論
円相は、悟りという到達点を示すと同時に、「今、ここ」にある自己を見つめ直すための窓でもあります。それは、完成された完璧さを求めるのではなく、欠けた部分も含めて世界を丸ごと受け入れる「あるがまま」の精神を教えているのです。
私たちの考える命の循環を表したものでもあります。
また、HMCKは「Home Medical Care Centre Kozuru」の意味ですか、エイチエムシ―ケーと呼んでください。叡智医療ケアセンターこづるとも思っておりまして、皆様の叡智を集合し、より良いものを作りたいと思っております。

